スカイセイラーズ杉山社長独占インタビュー【稲毛新聞2025年10月号】

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  2025/10/2
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 千葉県初のプロ野球独立リーグ球団「千葉スカイセイラーズ」は日本最大級のプロ野球独立リーグ「ベースボール・チャレンジリーグ(通称ルートインBCリーグ)」への正式加盟が決定した。来季からは既存の8球団とリーグ戦を戦うことになるが、新たなリーグへの参戦にあたって目標や独立リーグの在り方、地域との共生などいち早く球団社長の杉山慎氏に話を聞いた。

野球王国千葉の新たな顔へ

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稲毛新聞(以下・稲)まずは念願のルートインBCリーグ正式加盟おめでとうございます。

杉山慎(以下・杉)ありがとうございます。

稲・今の率直な気持ちは?

杉・ホッとしたと言うのが正直なところです。

稲・それはどう言うところでですか?

杉・昨年「準加盟」させていただき、今年は試合も含めた活動全体がリーグに参加するのにふさわしいかが問われるシーズンだったと思います。試合内容もそうですが、集客、企画、運営など常に緊張感をもっていました。

稲・どのようなところが評価されたと思いますか?

杉・正直言うとわからないですけど、チーム全体で本加盟という目標に向かって努力してきたところを見て頂けたのかもしれませんね。

稲・チーム初年度の23年が新たに発足したベイサイドリーグで優勝、しかしそのリーグが崩壊し昨年、今年と独立リーグ球団と言っても実際には所属するリーグがありませんでした。不安や焦りとかはありませんでしたか?

杉・ベイサイドリーグに参戦していた時からルートインBCリーグは視野には入っていました。やはり国内の独立リーグの中で最も規模の大きいリーグでしたし、関東エリアでのリーグなのに千葉県のチームが無かったのもチャンスなのではと思っていました。それに幸いにも多くの試合が組めたことであまり不安は感じていませんでした。

稲・公式戦が無い中で昨年35試合、今季は44試合。これだけ多くの試合が組めた要因はどこにあるのでしょうか。

杉・野球界にある程度注目というか、気にしていただいたのかなとは思います。千葉という野球王国の独立チームであることや、球団のヴィジョン、もちろんスタッフの頑張りもあると思います。

稲・関西や福島、長野など遠征にも行きました。

杉・移動は大変ですね。バスに何時間も揺られながらの移動です。しかしそれも含めて独立リーグあるあるですから(笑)そんな中でもスポンサーさんに協力していただいたり、日程の調整をしていただいたり感謝することばかりです。

稲・色々な相手と試合することは選手にとっても貴重な経験ですよね。

杉・本当にその通りで、やはり若い選手が多いのでその機会は重要です。練習ばかりでは成長にも限度がありますし、色々な経験を積んでもらいたいですね。

稲・千葉は昔から野球王国と言われています。マリーンズを筆頭に高校野球、近年では大学野球でも実績があります。プレッシャーはありますか?

杉・プレッシャーはありませんが、王国の一部を担いたいとは思います。

稲・杉山社長ご自身も現役時代に独立リーグでのプレイを経験されています。独立リーグというのは実際に野球界においてどのような存在だと思われますか?

杉・昔から高校野球が終わったら大半の選手が野球から離れていきます。その中でごく一部の選手がプロ野球、社会人、大学で野球を続けます。でもそのような選手は本当にひと握りで、行きたいと思うだけで行けるところではありません。高校野球でやり残したことがある選手、純粋にもっと野球が上手になりたい選手、プロを目指したい選手がたくさんいます。そんな選手たちのステージだと思います。目標は様々だと思いますが、NPBにドラフトされる選手もいますし、満足して選手生活を終われる人も多いと思います。

稲・スカイセイラーズからも23年に平山功太選手が巨人に育成指名されましたね。

杉・平山選手もかなりのポテンシャルがあったのですが、大学でうまくいかずうちに入ってきました。優秀な選手でも色々なことが起こります。そのような選手が独立リーグで再チャレンジ出来る環境があるというのは野球界の新しい流れですね。

稲・ちょっと早いですが、ルートインBCリーグ参加初年度になる来季の目標は?

杉・まだ全然考えられないです(笑)。全てはこれからです。独立リーグというのは、やはりNPBを目指す選手が多いですが、何年も在籍するものでもありません。本当の勝負は1~2年ですから、今季もチームを離れる選手もいますし、来季の陣容もこれからです。でも恥ずかしい形にはしたくないとは思っています。

稲・では応援してくれる方々にひと言お願いします。

杉・いつも千葉スカイセイラーズを応援していただきありがとうございます。お陰様でルートインBCリーグ本加盟の運びとなりました。これはスポンサーの皆様はじめ関係者の方々、そして地域の皆様のおかげだと心より感謝申し上げます。来季は戦いの舞台をリーグ戦に移しますが、一層の努力で皆様に喜んでいただけるよう頑張ります。引き続き応援のほどよろしくお願い申し上げます。

稲・今日はありがとうございました。来季期待しています。


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